【配当6%超え! HSBCとは?】

投資・資産運用

みなさんこんにちは。ななみんです。本日は配当6%超えの銘柄「HSBC」について書きます。

HSBCとは?

HSBCとは、イギリスに本社を置く世界最大級の銀行です。HSBCとは「Hong Kong and Shanghai Banking Corporation」の略です。

Hong Kong(香港)とあるのは、HSBCは香港で創設された後、上海で営業をスタートし、その後はロンドンに本店を移したためです。

HSBCはどんな企業なの?

HSBCの企業概要は下記のとおりです。

HSBCは、イギリスに本店を置く世界最大級の銀行です。

2008年にはアメリカの経済誌が世界の有力企業番付で1位と評しています。

世界的な有名銀行であるバンクオブアメリカはこの年に3位であり、同様に世界のメガバンクと名高いシティグループは24位でした。

また、HSBCは海外投資に積極的な姿勢を見せており、これまでのHSBCの収益源を平均すると、イギリス本土から得た利益は全体の20%前後であり、香港や中国に投資した利益はそれをはるかに上回っているようです。

イギリスの企業ですが、ADRとしてニューヨーク証券取引所に上場しています。

ADRって何?

ADRは米国以外の国で設立された企業が発行した株式を裏付けとして、米国で発行される有価証券のことです。

ADRがニューヨーク証券取引所に上場していれば、米国株同様に取引ができます。

つまり、イギリスの会社の株式だけど、米国株みたいに買えるというわけですね。

なぜ注目されているの?

HSBCが注目を浴びているのは、6%を超える配当利回りが理由です。

一般的に、配当利回りが3%~4%ほどあれば、高配当銘柄と言われることを考えるとHSBCの6%以上の配当利回りは非常に高いと言えます。

HSBCの配当推移

過去の配当実績を見てみると、安定的に5%以上の高配当を継続していることがわかります。

もちろん、配当は世界情勢や業績に大きく左右されますが、金融業は成熟しつつある分野であり、配当も比較的安定しているのだと考えられます。

HSBCに投資して大丈夫?

安定的な高配当が魅力的だけど、逆に怪しい・・・投資しても大丈夫??

業績

※参考 日本経済新聞

金融業という成熟した市場であるため、爆発的な成長、株価の上昇はあまり見込めないかもしれませんが、安定した業績は継続的な配当につながると言えそうですね。

また、配当性向も約50%程度となっており、極端に高いわけではないため、無理な配当にはなっていないようです。

※配当性向とは「当期純利益に占める年間の配当金の割合を示す指標である。

配当性向が高い企業は投資家に配当を通じて利益を還元していると言えるが、配当性向が100%を超えるということは、利益以上に配当を出しているということであり、継続的な配当は見込めないと考えられる。

株価

現在は44.43ドルあたりですが、最高値は約100ドルであったことを考えると、最高値の約1/2にまで下がっています。

もちろん金融の分野は、今後の成長性という観点だと過去ほどの爆発力はないかもしれませんが、チャート的には割安とみることができます。

株の買い方

大体の証券会社で買うことができますが、私のおススメはSBI証券です。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

SBI証券については、下記の記事もご覧ください。1株から買うことができるので、お試しで少しずつ買うのもアリですね。

私なら余剰資金で100万円くらいを買い、年に配当20万円くらいをもらい、値上がりしたらラッキーくらいのイメージで買うと思います。

まとめ

①HSBCはイギリスの世界的最大級の銀行

②配当利回りは6%を超えているのに、安定的な配当が魅力

③投資するなら、一括で多額の投資ではなく、少額からお試しでの投資がおすすめ

以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました

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