【投資初心者におすすめの投資方法】

投資・資産運用

こんにちは。ななみんです。

今日は投資初心者の方におすすめの「投資の方法」について、書きます。

私は30代で世帯年収1200万円ほどの、普通のサラリーマンです。

投資は5年ほど前に始め、現在の資産は約4000万円です。

私が投資初心者の頃に失敗した経験等を踏まえながら書きたいと思います。

投資初心者がはじめにすること=貯金

投資初心者の方がまずやることは、「貯金」です。

「え?貯金?」と思われた方もいるかもしれませんが、まずやるべきことは間違いなく「貯金」です。

具体的には100万~200万円ほどを貯金しましょう。

私の場合は投資を始めるときには、400万円の元手を作りました。

なぜ貯金が必要なのかというと、1つ目の理由は自分の収入と支出を管理できるようになるためです。

そもそも、投資は余剰資金で行うものです。生活費や、なけなしのお金をつぎ込むものではありません。

投資は資金が増えたり、減ったりするため、生活費の一部を充てていたりすると、例えばクレジットカードの支払日までに、損失を出している状態でも、現金化しなければならない等の状況が起きてしまいます。

そもそも貯金が100万円もできない状態だと、投資以前に生活自体も危ない状態かと思いますので、投資よりも先に行うことがあります。

例えば、収入を増やすために転職する、もしくは支出を減らすために、自分の生活を見直すなどです。

なので、100~200万円ほどの貯金ができるということは、自分の収入と支出を継続的にきちんと管理できている証拠になるので、投資を始める準備ができている状態と言えます。

貯金が大切な理由の2つ目は投資は元手が一番大事だからです。

投資の利益は年に5%増えれば良い成績だと言われており、みなさんが想像するよりもずっと少ないものです。

つまり、100万円が1年後に105万円になっていたら、投資としては優秀な成績ということです。少ないと思いませんか?

でも1億円が1年後に1億500万円になっていたら、結構多く感じませんか?年に500万円も増えているので、それだけで生活できそうですよね?

同じ5%でも、元手が違えばこれだけの金額の違いがでるため、投資は元手が全てなのです。

投資初心者が次にやること=インデックスファンドに投資

貯金が100万円~200万円たまったら、次にやることは、ネット証券で毎月10万円ほどをインデックスファンドに投資することです。

具体的な銘柄はS&P500か全世界株式(オール・カントリー)という投資信託毎月、積み立てる形で投資をするのが良いかと思います。

※投資信託とは、株式の詰め合わせパックのことです。個別の企業の株を買っていた場合、その企業が不祥事などにより株価が急落した場合、もろに資産が減ってしまいますが、詰め合わせパックの投資信託なら、あくまでも、詰め合わせパックの一部の株が下がるだけなので、ダメージが少ないというイメージです。

ここで大切なのは、「ネット証券」で「銘柄を選択」し、「積み立てる」ことです。

ネット証券」の理由は手数料が安いからです。投資信託を買うために、銀行や証券会社の窓口へ行くことはあまりオススメできません。

さきほども書きましたが、投資のリターンは良くて年5%ですが、銀行や証券会社の窓口で投資信託を買うと、手数料で1%以上とられてしまうことがあります。

利益の1/4が手数料で消えるなんて、あり得ませんので、必ず手数料が安いネット証券で購入してください。

ちなみにおすすめのネット証券は「SBI証券」です。

「銘柄」については、上記の2つのどちらかなら大きくは変わりません。S&P500というのは、アメリカの優良な企業500社の詰め合わせパックで、全世界株式(オールカントリー)は日本やアメリカ、新興国の大型・中型株3000銘柄の詰め合わせパックです。

大きな考え方で考えると、世界は必ず成長しており、世の中は発展してきているので、今後もおそらく発展し続けていきます。なので、世界全体に投資をするというは、ハズレにくいというのは事実だと思います。

またアメリカが世界の中心であることも、おそらくこの先、大きくは変わらないと思います。

私たちはiPhoneを使い、Googleで検索し、MicrosoftのPCでExcel、Wordを使って仕事をしながら、InstagramやX(旧Twitter)で情報収集し、Amazonで買い物をしているはずです。
今はteslaに乗っている人も多くなってきていますね。

なので、アメリカにより重点的に投資したい人はS&P500に、世界全体へ投資をしたい人は全世界株式(オールカントリー)を選ぶのが良いかと思います。

最後に「積立」です。なぜ積み立てるのが良いかというと、資金と時間を分散させることができるためです。

投資の格言で、「卵を1つのかごに盛るな」という格言がありますが、1点集中の投資だと、爆発的な利益を期待できる一方、圧倒的な損失を被るリスクが高まります。

つまり、銘柄という意味では上記の投資信託を選んでいる時点で、複数の企業に分散投資できているわけですが、積み立てることで時間も分散できるということです。

時間の分散について、例えば下記の3月に100万円をある時期に1度に投資したとして、そこから一定期間、投資信託が下がり続けたら、高値掴みとなり、損をした状態が続き、メンタル的にもしんどい状態になります。

一方、100万円を6か月にわたって、分散して投資をした場合、価格が下がった時は、多くの数の投資信託を購入することができます。

参考:SBI証券

このように時間を分散して、分けて積み立てることで、高値掴みのリスクを減らし、値下がり時にはより多くの投資信託を買うことができるのです。

投資初心者が最後にやること=我慢

投資初心者の方が最後にやること、それは「我慢」です。

具体的には、買った投資信託が下がり続けても、売らないように我慢するということです。

初心者の方は投資した金額よりも下がってくると、これ以上損をしたくない、という気持ちから、売ってしまうこと(狼狽売り)がよくあります。

少し話がそれますが、過去において投資で一番の成績を残している人はどんな人か知っていますか?

プロのファンドマネージャー?、有名な個人投資家?ウォーレンバフェット?

正解は、「死んだ人」です。

どういうことかというと、プロの投資家のように買ったり、売ったりを繰り返す人よりも、買って放置している人の方が成績が良いというデータがあります。

ただ、これが意外と簡単なことではありません。自分がお金をつぎ込んだ以上、その資産が増えているのか?減っているのか?というのは毎日気になってしまうものです。

実際、私もそうでしたし、今でもそうです。だって数千万円を投資に入れているんですから、そりゃ気になりますよ。

私の解決法は気になるのは仕方ないですが、長期で積立投資している分は売ってしまわないようにすること、です。

価格が下がってきたら、むしろ多く買える!と喜ぶくらいのメンタルになると、もう大丈夫です。

まとめ

投資初心者の方がやることは「貯金」「インデックスファンドに投資」「我慢」です。

貯金ができるようになると、お金が増えていく喜びを感じることができますし、投資をしながら、我慢して継続していれば、中長期的には、さらに資金が増えていきます。

特に最後の「我慢」は、簡単そうに見えて、なかなか難しいことではありますが、そこさえ乗り越えれば必ず資産を形成することができますので、がんばりましょう。

以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました