【暗号資産(仮想通貨)・ビットコインの始め方と注意するポイントについて】

投資・資産運用

こんにちは。ななみんです。

本日は暗号資産(ビットコイン)の始め方について書きます。

私は2019年あたりからビットコインや株式を中心に投資を始め、現在の資産は約4000万円です。

特に初めて投資をしたのが、ビットコインという珍しいパターンなのですが、それはビットコインの値上がりが期待できたからです。

正直、ビットコイン自体にどれくらいの価値があるかは誰にもわかりませんが、少なくとも数に限りがあり、今後、長期的には値上がりすると思ったので、ビットコインへの投資を始め、当時400万円だった資産が2000万円ほどになりました。

なので、ビットコインへの投資は、株式や投資信託以外にも資産を分散させたい方や、値上がり幅が大きな投資をしたい方には、とてもおすすめです。

ビットコインの始め方

取引所に口座を開設する

株式を購入する際に、SBI証券や楽天証券のようなネット証券の口座を開設するのと同様に、

仮想通貨投資でも、同じ役割を持つ取引所というところに口座を開設する必要があります。

私のお勧めで、実際に使っているのはビットバンクとGMOコインです。

〇ビットバンク

bitbank(ビットバンク)

〇GMOコイン

GMOコイン

本人確認をする

こちらも、証券会社に口座を開設する際に、身分証明書を提出するのと同様に、本人確認書類を提示する必要があります。

最近はオンライン上で、免許証などの本人確認書類を提出し、完結するケースが多いです。

その後、3~4日程度で本人確認が完了し、取引所から利用可能通知がメールやはがきで届いたら、本人確認は終了です。

日本円を入金する

開設した口座に日本円を入金します。

例えば私が使っているビットバンクだと、以下のとおりのやり方です。

Just a moment...

ビットコインを購入する

実際にビットコインを購入します。

具体的な方法は後程書きますが、買い方は2種類です。

① 取引所で買う【指値注文or成行注文で買う】

イメージとしては、個人間で売買するイメージです。実際には顔を合わせることはありませんが、買いたい人と売りたい人がいて、金額が合えば取引が成立するので、仲介する人がいないため、手数料などのコストが安いです。

その分、買いたい人と売りたい人がマッチングしない場合もあり、買いたい価格ですぐに買えない場合もあります。

② 販売所で買う

個人間ではなく、お店で売買するイメージです。お店で買うということは、仲介料のようなコストがかかるので、価格は割高になります。

一方、すぐに、確実に購入することができます。

仮想通貨(ビットコイン)投資初心者が押さえるべきポイント

ビットコインの始め方はこんな感じで、とても簡単ですが、以下のような声が聞こえてきそうです。

普通の人
普通の人

そもそも仮想通貨、ビットコインとか、なんか怪しくない?

確かに怪しいですよね。私だって初めて投資するときは、こんな実体のないものに投資して大丈夫なのかな、と不安に思っていました。

なので、仮想通貨、ビットコインへの投資を始めるうえでの、押さえるべきポイントについて、まとめていきます。

ビットコイン投資の魅力

もちろんビットコイン自体にも、魅力があると思いますが、私には正直よくわかりません。

私自身の考えとしては、昨今の世界情勢において、円、ドルなどの為替の価値自体も大きく変動しているので、株式、投資信託、不動産、ビットコインなど、少しでも多くの資産に分散させておくことで、リスクの分散になる、くらいは考えていますが、その程度です。

本体的には、ビットコインのもつ非中央集権的システムによる価値が下がりにくい面が魅力のひとつであったりと、その他にも専門的な内容の魅力は山ほどあると思います。

ただ、専門的な知識は勉強し始めるときりがなく、勉強してから投資しよう、と思っているといつまでたっても、投資ができないので、もしビットコインへの投資を始めたいけど、まずは勉強してから・・・と考えている人がいるとすれば、まずは少額から始めてみるのが良いかと思います。

多くの人の関心も、ビットコイン自体の魅力というよりも、ビットコイン投資が儲かりやすい魅力的な投資商品かどうか、という点が気になることだと思います。

私自身も、一番はじめに投資した理由は「儲かる可能性が高い」という理由でしたし、今もそうです。

私が思うビットコインの魅力は ①値幅が大きい ②成長産業であると考えているためです。

ビットコインは値動きがほかの投資商品と比べて大きいです。大きく値上がりする時もあれば、大きく値下がりする時もあります。

ただ、過去の傾向からビットコインは大きく下がっても、中長期的には、値段が戻っていくため、下がったところで買うというシンプルな投資方法で大きな利益を出すことがしやすいですし、実際に私も400万円から2000万円に増やした時は、その手法でした。

もちろんハイリスク・ハイリターンという面があるので、利益を大きくできるということは、損失も大きくなる可能性もあるということですので、メリット・デメリットを踏まえて投資するかどうかを考えてみてください。

取引所と販売所について

「ビットコインの始め方」の際にも書きましたが、ビットコインを買うときは、取引所の口座を開設して、ビットコインを購入します。

しかしその時に、初心者の方が必ずひっかかるポイントがあります。

具体的には、「販売所」でビットコインを購入してしまうことです。

どういうことなのかというと、仮想通貨の取引所は販売所と取引所の2つのパターンを用意しているケースが多いのです。

販売所と取引所って何が違うの?

例えば、販売所で、ビットコインの買い価格が700万円、売り価格が680万円というケースを考えると、ビットコインを1ビットコイン(700万円分)を買ってすぐに、1ビットコインを売ると、680万円でしか売れないということを意味します。

つまり、ビットコインを買って、すぐ売るとなった場合、この時点で20万円を損することになります。

買う時は700万円、売るときは680万円というこの価格差のことを「スプレッド」と言い、仮想通貨の販売所の場合は、大体4%~5%くらいに広がっていることが多いです。

これは上記でも説明したように、個人間で売買をするか、お店を介してお店から買うかという違いであり、お店から買う場合は、手数料が上乗せされているため、割高になるという形です。

では販売所にメリットはないか?と考えると、コストはかかりますが、ワンタップで初心者の方がすぐにビットコインを買うことができるというのがメリットかと思います。

一方、取引所はどうかというと、スプレッドはそこまで開いておらず、多少の手数料はかかりますが、さきほどの例の販売所のように、買ってすぐ売った場合に20万円損をする、ということはなくなります。

なので、基本的には「取引所」を使って、ビットコインを購入することをおすすめします。

一方、デメリットとしては、初心者の方には少し使うのが難しいという点です。

私がいつもやっている具体的な買い方としては、私が使っているビットバンク(スマホ版)だと以下の通りです。

①画面下の「取引所」をタップし、取引所であることを確認し、ビットコイン(BTC/JPY)をタップ

②「注文」をタップ

③「買い」をタップし、「指値」を選択したあとに、買いたいビットコインの価格と数量を入力し、注文をクリックします。

この場合は、7,113,000円/1ビットコインで0.01ビットコインを買うという入力です。

なので、注文としては、71,215円分のビットコインを買うという意味です。

ちなみに上記からわかるように、1ビットコインからしか買えないなんてことはありません。

1ビットコインは、現在は数百万円という価格ですが、数量を0.1とか0.01とか、0.001とかにすれば、少額からビットコインを買うことができます

④取引履歴を確認

指値といって、この価格で買いたいという指定をしているので、ビットコインがその価格に到達していた場合、きちんと購入ができているかどうかを、下記の履歴から確認します。

※指値での購入以外で、「成行」という購入の仕方もあります。

いかがでしょうか。多少難しく感じた方もいたかもしれませんが、少し勉強しただけで、数万円~数十万円のスプレッド分で損をすることがなくなるので、可能な限り、「取引所」を使うことをおすすめします。

怪しい案件・詐欺に気を付ける

仮想通貨は2017年あたりにものすごいバブルが起きたことで、皆さんの認識としては、「なんか怪しいけど、儲かりそうなもの」というイメージがあるかもしれません。

そういった影響で、怪しいプロジェクトや詐欺が横行している面があります。

例えば「仮想通貨のプロジェクトをやっていて、必ず儲かるから、出資しませんか?」「毎月数十万の配当がありますので、出資しませんか?」みたいなうたい文句で、お金を集め、そのまま音信不通・・・みたいなことはよく起きています。

なので、シンプルに怪しいプロジェクトでは絶対に買わないようにしてください。

ビットコインを買いたいなら、さきほどご説明したステップで、必ず取引所で購入するようにしてください。

そもそも投資において、代理店、代わりに購入してくれる人、お店は一切ありません。

ビットコインをはじめとする、まともな仮想通貨であれば、取引所で取引をすることが可能で、株式のような上場審査をそれぞれの取引所で行い、審査を通ったものだけが取引所に上場しています。

なので、逆に言えば、取引所で買えないような通貨には手を出さない方が無難です。

投資全般におけることですが、「絶対儲かる」などと言って、何かを勧められた時点で「怪しい」と思った方が良いです。本当に良いなら、誰にも教えず、自分で投資をしていればよいはずなので。

どんな仮想通貨(暗号資産)を購入すべきか

結論としては、ビットコインかイーサリアムを購入するようにしましょう。

これ以外の銘柄をどうしても買いたいという人は、全体の5%くらいにとどめておくのが良いと思います。

やはり仮想通貨・暗号資産の中で、もっとも時価総額1位のビットコインと2位のイーサリアムがなくなるということは考えにくい点や、特にビットコインについては、ETFの承認も受けたように、金などのように、資産分散の一部という認識が広がっていくことが見込まれます。

購入する時の戦略について

個人的に良いと思う購入方法は、「分散して買う」です。

例えば手元に100万円の資金があるとして、それを一度にビットコインに投入するのではなく、

10万円を10回に分けて、毎週〇曜日に10万円のビットコインを購入するという方法です。

もし初めに一気に100万円分のビットコインを購入し、その後、価格が暴落してしまった場合、精神的にけっこうキツイです。

2か月~3か月の間で10万円ずつ分散して購入することで、価格が急激に下落しても、ダメージを緩和することができます。

ちなみに私はビットコインの価格が10%下がるごとに、資金を分散して購入しています。

仮想通貨・暗号資産、ビットコインの税金について

世間では、仮想通貨・暗号資産で儲けても、税金が高い、利益の半分を税金で取られてしまうという情報が飛び交っています。

仮想通貨・暗号資産(ビットコイン)で得た利益は「雑所得」という扱いになります。

この雑所得は会社からの給与所得と併せて年間の収入として計算がされます。

【所得金額と税率】

課税される所得金額税率控除額
1,000円 から 1,949,000円まで5%0円
1,950,000円 から 3,299,000円まで10%97,500円
3,300,000円 から 6,949,000円まで20%427,500円
6,950,000円 から 8,999,000円まで23%636,000円
9,000,000円 から 17,999,000円まで33%1,536,000円
18,000,000円 から 39,999,000円まで40%2,796,000円
40,000,000円 以上45%4,796,000円
参考:国税庁HP

例えば所得税の税率は695万円~900万円の場合は23%の税率になりますので、年収400万円、仮想通貨・暗号資産の利益が400万円くらいだと、所得税の税率は23%となり、株式投資の税率20%と比較しても、大して高額な税率ではありません。

税率45%となるのは、年間の所得が4000万円以上となる場合(正確には4000万円を超えた分に対して45%)なので、本当に数千万円単位で儲けが出ない限り、気にしなくても大丈夫です。

まとめ

ビットコインをはじめとする、仮想通貨・暗号資産への投資は値動きが大きく、リスクがある分、大きなリターンの可能性があるので、魅力的な投資です。

一方で、詐欺や怪しいプロジェクト、怪しいコインなどの話もあるので、仮想通貨・暗号資産への投資を始めてみたいという初心者の方は、

必ず、取引所でビットコインかイーサリアムという代表的な銘柄を買うことから始めましょう。

私が実際に使っている取引所は以下の2つです。

〇ビットバンク

bitbank(ビットバンク)

〇GMOコイン

GMOコイン

以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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